高カロリー食品で太りたい人は太れない！その理由とは？

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「高カロリー食品で太りたい…」

太りたい人ほど、高カロリーな肉類や脂肪分が多い食べ物で太ろうとしていませんか？

 

結論を言ってしまうと、高カロリーの食べ物は、胃腸に負担がかかりやすいので、太りたい人におすすめできません。

太りたいという人ほど、胃腸が弱いため、高カロリーの食べ物を食べ続けると、胃腸が疲弊して逆に太れない原因となってしまうのです。

 

今回は、太りたい人は高カロリー食品では太れない理由について、詳しく解説していきます。

高カロリー食品で太りたい人は太れない理由① 消化が悪いものが多い

 

高カロリー食品で太りたい人は太れない理由の１つ目は、消化・吸収しづらいため。

高カロリー食品といえば、例えば次のようなもの。

 

• 肉類：ステーキ、ハンバーグ、焼肉、豚カツ、ハンバーガーなど
• 洋菓子・スイーツ類：ケーキ、チョコレート、シュークリーム、クッキーなど
• 揚げ物：唐揚げ、天婦羅、カツ丼、カツカレーなど
• 乳製品：カルボナーラ、ピザなど

 

これらの高カロリー食品は、脂肪の原料となる脂質が豊富ですし、“高カロリー”というだけあって、カロリーが高いですから、余分なカロリーが脂肪として蓄積されやすく太りやすい食品と言えます。

しかしながら、こうした高カロリー食品は、他の食品と比べると、消化が悪いことが難点。

 

消化の悪さを示すデータとして、下記に消化時間をあげておきます^※1,2。

※1 引用元：健康かんぽブログ「消化の良い・悪い食べ物一覧！胃腸にいいもの・消化時間がかかる食事とは」https://kenkokampo.com/body/3015/（アクセス日：2018/8/16）

※2 引用元：キニナル 「消化にかかる時間は？消化を良くする（早める）方法は？簡単！『消化』の知識 https://kininal.me/how-long-does-it-take-to-digest-food/（アクセス日：2018/8/16）

 

胃での消化時間

・水（0分）

・ジュース（15〜20分）

・果物類（30分程度）

・生野菜・サラダ（30〜40分）

・調理した野菜（45〜60分）

・半熟卵（1時間30分）

・白米粥、米、玄米（1〜2時間）

・牛乳（2時間）

・うどん（2〜3時間）

・ナッツ類（2〜3時間）

・鶏肉（1.5〜2時間）

・牛乳、固いチーズ（4〜5時間）

・牛肉、豚肉、ラム肉（3〜4時間）

・天ぷら（4時間）

 

上記に示す通り、消化しやすい果物や野菜、半熟卵などは、1〜2時間以内に消化し終わります。

しかしながら、高カロリーの代名詞とも言える肉類や乳脂肪分を含む食品は、消化に時間がかかる（＝消化が悪い）ことがわかりますよね。

 

糖質、タンパク質、脂質の消化時間を比べてみると、糖質は、2〜4時間、タンパク質が4〜6時間、脂質は、7〜8時間程度です。

ですから、タンパク質と脂質を多く含む高カロリー食品は、消化が悪いわけです。

 

消化が悪いと、胃腸に負担がかかり、消化・吸収機能を低下させる要因になります。

太りたいという人は、胃腸が弱い場合が多いですから、高カロリー食品を摂ると、消化・吸収力が低下し、太れない訳なんですね。

 

以上をまとめると、高カロリー食品は、カロリーや脂肪分も多い事だけ見れば太りやすいですが、実際には高カロリー食品を食べ続けると胃腸が疲弊するため太れないのです。

 

高カロリー食品で太りたい人は太れない理由② 食物酵素が不足

 

高カロリーな食べ物では太りたい人は太れない理由の２つ目は、食物酵素が不足しているため。

先程言ったように、太りたい人は、胃腸が弱いため、消化酵素の働きを活性化して消化を促進することが重要。

 

消化酵素の働きを活性化するためには、「太りたいなら「酵素」は必須！酵素で太る方法の真実を全て語る！」でお話ししている通り、食べ物から食物酵素を補うのが効果的です。

ところが、高カロリー食品は、ほとんどの場合、食物酵素が含まれていません。

 

さらに、先ほどお話ししたように、高カロリー食品は消化に悪いため、二重の意味で消化酵素の負担が大きく、太れない原因となるのです。